『ALIVEの衝撃!』
令和6年2月17日(土)日進研修センター/東山グラウンド
とんでもないものを見てしまった!!
まさに衝撃!!
日進レッドブラックスの練習を視察!!
そこには,誰にでも出来ることを誰にも出来ないくらい全力でやり続けたプレーヤーたちの姿があった。限られた時間のなかで,目的と意志を明確にもってトレーニングに打ち込む凛とした表情,筒いっぱいなシチュエーションの中で仲間を励まし勇気づける言葉かけ,みなぎる向上心。ふとした時に見せる素直で穏やかな子供らしい表情。謙虚さのなかにも,チームとしての理念と存在意義をもって積み重ねてきたものがあるという奢りなき自信,内に秘めた闘志。練習は,すべてに目的があり,構造化され,一貫性をもって小気味よく進んでいく。それに全力で取り組む個々のスキル,状況判断の速さはとんでもないクオリティで,相当なハードワークである。質,量ともに優れたトレーニングの継続により開発され,無意識レベルに到達しているプレーヤーの動きは流れるように美しく,さらに,極限までクリーンである。近づいてみると「ゼェゼェ,ハァハァ」とプレーヤー達の息の上がる音が聞こえる。それでも,何度でも何度でも意志をもって繰り返す。体力的に限界に近づくとエラーが増えるものだが,その精度が落ちない,変わらない。寧ろ,極限状態のなかで創り出されるヒラメキ溢れるプレーはその精度をどんどん高めているようにも見えた。筒いっぱいのなかでも,タグは必ず両手で返す。オフサイドをしない。相手のプレーする権利を奪わない。勝つための規律(他律)というよりお互いに正々堂々戦うためと意味付け・価値付けされた規律(自律)。競技に敬意を払い,信念をもって公正公平に戦い続ける心の強さ。一体どこからこんな力が沸いてくるのだろうか。
トレーニング直後,まだ肩で息をしながらも素早い足取りで片付けに向かう選手に感想を聞くと「キツイけど,楽しいです!」という衝撃の一言が帰ってきた。この言葉に全てが表されているように思えた。
日進レッドブラックス!!誰にでも出来ることを誰にも出来ないくらい全力でやり続ける子ども達,それを支えるチームスタッフ,レッドブラックスファミリーによって実現されたウェルビーイングな空間には,一人一人の豊かで幸せな人生を自分たちの手で創り上げていくという優しさと未来に向かう力強さで溢れていた。
突然の訪問にも関わらず,また,全国大会一週間前という大事な時期にも関わらず,視察を快諾くださった青石監督,日進レッドブラックスの選手のみなさん,保護者の皆様本当にありがとうございました。この素晴らしい景色を四国・徳島でも実現できるように日々を積み重ねていきたいと思います。
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