『スペシャルな時間』
2月12日(月),7人制ラグビー日本代表の林大成選手が徳島県の子ども達のためにステップレッスンを行ってくださいました。林選手は現役選手でありながら,ラグビー競技の情報格差を埋めるために全国各地のユース世代育成に尽力されています。世界を舞台に戦う現役選手から直接指導を受けることができ子ども達にとってもコーチ,スタッフにとっても充実した時間になりました。驚いたのは林選手自身がステップ練習に本格的に取り組まれたのは26歳からということで日本でステップ技術が認知されていない段階から試行錯誤されながら身に付けられたということです。ステップ技術習得の過程,ステップを踏む目的についても惜しみなくお教えいただき沢山のヒントを得ることができました。林選手とのスペシャルな時間を過ごすなかで,「できた!できない!」よりも「できないことに挑戦すること」「いかに失敗を楽しむか」が大切なことで,その地道な積み重ねがとんでもないところに辿り着くためのヒントでだということを学ばせていただきました。トライ&エラーを継続したいと思います。
ここからは,GLANZレポートです。SMBC四国ブロック予選から約1カ月が経ち,それぞれが新たな目標に向かって歩み出したように感じます。これまでは,全てのことが初めてでチャレンジの一年でしたが,トライ&エラーの過程で貴重な財産を得ていたことに日々気づかされています。美馬グランツの活動理念を大切に育てながらチームとしてさらなる高みを目指して挑戦を継続したいと思います。今日のテーマは「自主自立」です。ちなみに,前回は「時間を守る」です。その時々の課題からテーマを共有し,追究する過程で目的や役割が自然と生まれているところがチームの強みにもなっているように感じます。今年のGLANZ重点目標は「判断力・基礎スキル・メンタル」の強化です。インプット<アウトプット,他律<自律,結果<過程を価値付けすることで,頭と体をフル回転しながら当たり前のことを全力で結び付けながら高め合うことができました。オープニングでは林選手から学んだ「足の着地場所」や「相手をつる意識」についても参加したメンバーが参加できなかったメンバーにアウトプットしました。その後,ドリルやスキル練習でトレーニングしました。細かな動きですが,一つ一つにこだわりながら取り組むことで無意識レベルにしていければと思います。後半のゲームでは,これまで取り組んできたことに加え,新たに学んだこと,アグレッシブなチャレンジや化学反応により素晴らしいゲームが展開されていました。最後は各チームリーダーに学びをアウトプットしてもらいました。学びの振り返りや個人の課題,次にチャレンジしたいことなどが自分の言葉でしっかりと伝えられ,それを納得しながら聴き合う仲間,空間がありとても素晴らしい時間を過ごすことができました。自主自立の組織に向けての確かな一歩を踏み出すことができたように感じます。今日も参加してくれた3年生から6年生,13名のプレーヤー,コーチ,保護者の皆様に感謝です!
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